スキー場がにぎわう時期になると、旅行先でスノボーやスキーをしていた人による事故のニュースを目にする機会があります。一般のスキー場の利用客が滑降するときに出るスピードは時速で15kmから20km程度、ゆっくり滑る人でも時速10km前後は出ているといわれており、その状態で人や物に衝突すると怪我をするおそれがあります。旅行先でスノボーで滑るときは事故が無いように滑ることは当然大事なことですが、万が一事故に遭遇した場合の対処方法を知っておくことも同じくらい重要です。旅行先でスノボーでの滑降中に事故にあったときの対処方法は、そのときの状況によって異なります。

まず、程度に関係なく、事故の当事者は他の利用客の邪魔にならないようにすみやかにコースの端に移動し、そのあと怪我の状況に応じた方法で下山します。自力で下りられる場合はゆっくり歩いて下山し、身体を動かせない場合や動かそうとすると強い痛みが生じる場合は、スキー場のパトロール隊を呼び、彼らの助けを借りて下ります。意識がなかったり、出血をしている場合は他の利用客の助けも借りながら、パトロール隊の到着を待ちましょう。下山後は負傷の程度に関係なく、スキー場の近くにある病院で医師の診察を受けましょう。

事故直後は大した怪我ではないと感じていても、時間の経過とともに症状があらわれる場合があるからです。負傷の程度がひどい場合は一刻の猶予も許されないので、迷わずに救急車を呼びましょう。

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